【和食・ランチ】料理屋 稲家＠大阪北新地　五感で感じる和食ランチをいただきました

大阪北新地にあるミシュラン2024一つ星の料理屋稲家さんのランチに行ってきました。名物の時雨ご飯TKG等の遊び心ありながらも、確かな火入れ出汁を骨格とした日本料理がいただけます。今回はこの料理屋稲家さんのランチをブログで紹介したいと思います。

料理屋稲家

稲家公式HP

料理屋稲家｜日本料理

大阪北新地に、オープンダイニングで特上食材の調理過程を、5感で味わう日本料理店です。こだわり抜いた出汁や塩などで、特上食材を引き立てます。店主稲家敬記の5感で楽しめる感動日本料理をご堪能ください。

ryouriya-inaya.com

2021年2月オープンの北新地の人気和食店。オーナーの稲家さんは、父の影響を受け和食の世界に入り神戸の植むらさんで修行して稲家を開店した和食のプロ。
夜の早い時間はほぼ予約が取れないのですが、たまにランチも営業しておりそこが予約の狙い目。この日のランチも満席で本当に人気のあるお店です。
ここに来ると本物の日本料理がいただける、それが人気の所以なのでしょう。

場所・アクセス

JR東西線北新地駅徒歩2、3分の好立地。北新地プレイス7階にあります。
昔は片町線とう路線でしたね。
なかなか使用することなく初めてつかってみました。
やっぱり上がると北新地があり、大阪から歩くよりかなり便利です。

昼の北新地。
大阪のいいお店はやはりここに集まります。

このビルの7階にお店はあります。

お店・料理の紹介

お店はカウンター8席
毎日手入れしているカウンターは触り心地の良い木の温もりを感じるカウンター。
テーブルから凄さを感じました。

料理の紹介

今回いただいたのは

先付け　うずい豆腐　大間の雲丹
弾力あるそら豆の豆腐に銀二郎甘い紫雲丹。心地よい出汁の風味とそら豆の香り、雲丹の甘みが素晴らし。

帆立と自家製カラスミのおこわ
ホタテ　カラスミ　あたたかいおこわを海苔でいただく
焼かれた帆立の弾力ある食感、それより柔らかいが同じく弾力あるおこわの食感に海苔の香りと帆立の甘みがいい

椀物　おこぜの天麩羅、蕪、柚木
ふんわりあとしたおこぜ、優しい出汁の風味と共にいただく。

アコウの薄造り　富山ホタルイカの沖漬け
アコウとは深海500から700mぐらいで生息するアコウダイ（メバル科）
熟成したアコウのの旨み心地いい歯応え。この熟成感はさすが。
それを塩でいただくことで旨みがよく分かる。
プリプリした食感柚子の香りが心地よいですね。

メヌケ（アコウダイ）の炭火焼き
刺身に続きアコウダイの焼き物。皮目をパリッがパリッと焼かれていて、香ばしさと脂の旨さが楽しめる。この火入れは炭火と料理人の腕によってなせるもの。
フキの漬物と合わせるとさらに旨い

マナガツオのフライ　木の芽おろし
カリッと揚げたマナガツオ、木の芽の香りと玉ねぎの優しいアクセントでとてもいい。

柚子の冷麺
全粒粉の麺はもちもちしながらしっかりした歯応え。
コースにスッキリとしたアクセント。
このリセットはいいですね。

すっぽんとフカヒレの玉じめ
すっぽんとフカヒレを極太のアスパラ、チンゲン菜を出汁の効いた卵とじでいただく。
たっぷりのフカヒレとすっぽん、アスパラの旨みがとてもいい。

炊き上がりすぐの銀シャリ
つややかなご飯。米の粒感がいいですね。米の旨みが伝わる美味しいご飯。

新生姜のご飯と焼き豚
新生姜を炊き込んだ生姜ご飯。まず生姜の香りがとてもいい。一緒に焼き豚が提供され合わせると新生姜焼きとなる。炭火で焼かれた豚の旨みと生姜の香りが良い。

牛の時雨煮　
あまからい時雨煮　牛蒡と牛肉の旨み、そこに絶品の龍のたまご（大分）の卵黄。素晴らしいTKG。
とにかく美味しい。

マンゴーアイス
口溶け良いギリギリの状態にしたマンゴーアイスと生マンゴーのピューレを使用したアイス。
この口溶けにこだわっている所も稲家さんおすごいところ。

感想・お店情報

感想

おまかせコースと而今1合をいただいて32500円ぐらい。
厳選された素材と絶妙な火入れ、食べていてワクワクする様なコースの流れの素晴らしいおまかせコースの楽しい2時間でした。
特にアコウのお造りの絶妙な熟成感、メヌケの炭火焼きの火入れ、牛肉の時雨ご飯のTKGと純粋に美味しいと思える料理に感動しました。
毎日手入れしているカウンターは、柔らかくすべすべしていて、感じる木の温もりが気持ちをリラックスさせてくれます。そんな所から稲家さんの凄さを感じる事ができました。
素材、火入れ、出汁すべてがプロの仕事をされている稲家さん。
また行きたいと思いえるお店が増えて嬉しいかぎりです。
ありがとうございました。

お店情報