夜ご飯にはメインダイニングである「OTTO SETTE」でのディナーコースをいただきました。ここは八ヶ岳の恵みとワインを楽しめる、とても美味しいコースがいただけます。「OTTO SETTE」料理長・鎌田さんの料理は分かりやすく、テロワールを感じることができる、そんな料理です。メインダイニングなので大人だけと思われがちですが、大人 18,000円のほか、子供・7〜11歳 8,470円、・4〜6歳 6,050円のコースがあり、中学生ぐらいでも子供コースを選ぶことも可能です。「OTTO SETTE」料理長・鎌田 匡人さんと、「OTTO SETTE」ソムリエ・加茂 文彦さんのおりなすディナーは、八ヶ岳の魅力を分かりやすく食で体感することができます。今回はこの「OTTO SETTE」のディナーについてブログで紹介したいと思います。

OTTO SETTE(オットセッテ)@リゾナーレ八ヶ岳
OTTO SETTE(星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳内)のディナーは、2024年4月末のリニューアルを経て、コンセプトを「Vino e Verdura(ワインと野菜)」とし、八ヶ岳の食材とワインのマリアージュを中心に据えたイタリア料理コースとして再構築されています。店内空間はワインカーヴをイメージしたデザインに一新され、木材やワインセラーを取り入れた落ち着いた雰囲気でディナー体験を演出しています。

ディナーは完全予約制・宿泊者向けで、提供時間は17:30〜20:15(最終入店・ラストオーダー)。前菜からデザートまで八ヶ岳や周辺地域の旬の野菜を多彩な調理法で使った全皿構成で、料理に合わせてソムリエが提案する「ワインペアリング(別料金)」も楽しめます。約500種類・2,000本の山梨ワインとイタリアワインの中から選ぶペアリングは、料理の味わいを引き立てるスタイルです。

季節ごとの限定メニューでは、春なら苺のカッペリーニや鹿肉のコトレッタ、夏には桃や地元の夏鹿を使った一皿など、地域の旬を反映した料理が供されています。

全体として、八ヶ岳のテロワール(風土)を感じられる食材活用とワインとの組み合わせ、上質で落ち着いた空間が特徴のメインダイニングディナーです。
食事代(一人当たり)
2,8000円程度(カード可)
→コース1.8万+ペアリング約1万
場所・アクセス
リゾナーレ八ヶ岳フロントとなりにあるメインダイングです。
混雑状況・待ち時間
完全予約制です。
良い時間はすぐに埋まるので、宿泊とともに申し込みましょう。
おすすめ時間は18:30からのディナー。
プールのイルマーレの営業時間が18時までなので、プールで思いっきり遊んでからのディナーがおすすめです。
料理の紹介
メニュー
春の苺のコース 18,000円と、ワインペアリング 9,500円をいただきました。
かなりの満足度でした。


料理
野菜のクロッカンテ バジル トマト ポルチーニ
クロッカンテとは「パリパリ」としたと言う意味。バジル、トマト、ポルチーニの香り高い焼き物の香りが口中に広がります。

苺のガスパチョ
ほんのり香るセロリの風味がとてもいいガスパチョ。苺の香りを楽しみます。



野菜のアソルティメント
トマト、鶏レバー、根キャベツのクロケットなど一口でいただける野菜の前菜。どれも野菜の個性を感じる一皿。とてもいいですね。






畑の前菜
上段
リゾナーレ八ヶ岳名物の野菜の前菜。
30種類もの野菜を楽しむ事ができます。
手前はアンチョビの効いたバーニャソース、奥はマスタードソース。どちらも野菜の旨みを引き出してくれます。


下段
野菜とマスの料理。最後に熱いオリーブオイルをかけていただきます。
これがすばらしく美味しい。
熱して甘みあるオリーブオイルに、野菜の旨味、マスの旨味が合わさりあった素晴らしい一皿でした。




苺の冷製カッペリーニ
苺のカッペリーニ。絶妙な温度感のカッペリーニ。苺は甘酸っぱくオリーブオイルの香りとカッペリーニ独特の食感と共に楽しみます。



セロリとオックステールのマルタリアーティヴァチナーラ
オックステールの煮込み料理。最後にシナモンとパルミジャーノで仕上げます。
マルタリアーティとはイタリア語で「うまく切られていない」「不揃いに切られた」という意味を持つ平打ちパスタ。ラザニアを作る際にできるあまり生地が語源とされています。
それをローマ伝統のオックステールの煮込み料理「ヴァチナーラ」でいただきます。



山菜とイワナのガルムージャ
ガルムージャとはイタリア・トスカーナ州のルッカ地方に伝わる伝統的な春野菜の煮込みスープ料理。川海老の風味が効いたスープと山菜をイワナのソテーでいただきます。

フィレンツェ近くのモンテセコンドのペアリングはとてもすごく良かった。
オレンジ色したピュアな果実感のワインと川エビのコク、イワナの旨味の融合は本当にすごかったです。



鹿肉のペポーゾ ビーツのリゾット
ペポーゾとはトスカーナ州の伝統料理で赤ワインと黒胡椒でじっくりと煮込んだ料理。
鹿肉の嫌な部分を感じる事なく、しっとりとした食感の旨みを味わえます。
下にはビーツのリゾット。ビーツとパルミジャーノの香りが優しく鹿肉の旨みを引き出します。



牛蒡のティラミス
牛蒡の香り漂うティラミス。牛蒡のコンポートと共にいただきます。牛蒡の食感にエスプレッソの風味が心地よい一皿。


苺とグリンピースのトルタ
トルタとはタルトであり焼き菓子の意味。
コンポートされた苺に焼き菓子、ピスタチオのソルベの甘みがとてもいい一皿でした。

最後は珈琲とお茶菓子で、今日のディナーの余韻にひたります。


OTTO SETTE 子供のコース
子供コースには Regazo 6,050円 、Scolaro 8,470円があります。
対象は11歳以下となっていまうすが、まだ大人のコースがいただけない子供も注文することもできます。
その他、離乳食や乳幼児向けのメニューも用意されています。


Menu Ragazzo 6,050円
自分が食べたわけではないので食の詳細は書けませんが、以下がでて満足度は高いです。
前菜4種類の盛り合わせ

コーンクリームスープ

パスタ(カルボナーラ)

牛肉グリル

デザート 苺とプリン

小学生らしい食べやすいコース。
お腹がすいたらアラカルトの追加もできます。
子供はとても美味しいと言っていましたよ。
感想・お店情報
感想
コースにワインペアリングを付けると 27,500円 前後になりますが、その価格に十分見合う、満足度の高い料理を楽しめました。
それぞれの料理は個性を持ちながらも、「八ヶ岳の良さを伝える」という意味でベクトルが揃っており、食べ進めるほどにこの土地の魅力を強く感じさせてくれます。
サービスも、客の目の前で最後の仕上げを行うといった王道の演出はありますが、それ以上に「ゲストに喜んでもらいたい」という一生懸命さが伝わってきて、ほほえましく心温まるものでした。
ワインペアリングは、イタリアワイン、甲州、ロゼ、白、赤、デザートワインまで幅広く楽しめ、自然と心が躍ります。
特に、山菜とイワナのガルムージャとモンテセコンドのペアリングは非常に印象的でした。
温かい川エビの香りと、冷えてキリッとしたモンテセコンドの果実感の組み合わせはまさにベストマッチで、心から「美味しい!」と思えるものでした。
いろいろなところで書いていますが、リゾナーレ八ヶ岳の満足度を高めるには、この「OTTO SETTE」のディナーは必須のピースだと思います。
リゾナーレはファミリー向けのブランドであるため、「界」や外資系リゾートと比べると客室設備は簡素で、いわゆる高級リゾートではありません。一方で、マリオ・ベリーニによる外観は、高級リゾートを彷彿とさせる一流の建築です。
夕食にYYグリルを選ぶと、食事の印象が「高級リゾートではない一面」と調和しますが、「OTTO SETTE」を選ぶことで、印象がマリオ・ベリーニの一流建築や小淵沢の豊かな自然と調和し、滞在全体をよりリッチなものにしてくれるように感じます。
前回も今回も、とても美味しく満足できました。
それだけでも、本当に素晴らしいレストランだと思います。
美味しく楽しいひとときを、ありがとうございました。
お店情報
| 店名 | OTTO SETTE (オットセッテ) |
| 公式HP | OTTO SETTE公式HP |
| TEL | 0551-36-5200 |
| 住所 | 山梨県北杜市大泉町西井出8240-2594 |
| 定休日 | ━ |
| 営業時間 | 17:30 – 20:15 |
| カード | カード可 |
