2026年8月の終わりに、四国の名店(Ristorante So、両忘、小料理Yarn)を巡る旅行に行ってきました。四国は瀬戸内海、カルスト台地を含む、野菜も美味しい土地。そんな土地で素材の味を楽しめるイタリアンをいただくのも、とてもいいものです。香川に行ったけれど讃岐うどん、愛媛に行ったけれどお鮨はなし。そんな変わった旅行ですが、今旬のシェフたちが食材をどう料理するのか、とてもワクワクした旅行でした。今回はそんな旅行と行動記録をブログで紹介したいと思います。

旅のきっかけ
個人的に大好きなイタリアンは「両忘@高松」さんと「luogo@自由が丘」さんです。
実は今治のRistorante Soの相原シェフとluogoの泥谷シェフは、「イルギオットーネ」時代からの親友。「Ristorante So」さんは、luogoさんに話を聞き、行きたいと思っていた店。また、両忘さんは年に一度以上は絶対に行きたいと思っている素晴らしいお店。
「松山→今治→高松→帰宅」で一度に回ってみようと思ったのがきっかけです。
また、高松に限定4席のイタリアン「小料理Yarn」さんがあることを知り、この旅行を計画・実行しました。
といっても、どこも人気店で要予約、ただし都内の予約困難店と違い、約2か月前に旅行を計画すると3店を予約することもできましたよ。

旅行概要
今回はワインペアリングをいただく事、松山から入り高松から出る予定なので電車移動にしました。
特急も走っており思った以上に便利な移動ですね。
車より電車の方がいいと思いました。
1日目(今治・高松)
松山空港→BARREL COFFEE ROASTERY(バレルコーヒーローステリー)→Ristorante So(ランチ)→今治城→今治駅から高松駅へ→ホテルチェックイン→両忘(ディナー)→就寝
2日目(高松・岡山)
男木島→小料理Yarn(ランチ)→高松から岡山→harebare(パフェ)→岡山空港から帰宅
旅行行程詳細
旅行行程を紹介します。
細かく時間も書いていますので皆さんの参考にもなると思います。
1日目
6:30 羽田空港
かなりの旅行客。皆さん朝からすごいですね。

ANAラウンジも相変わらずの渋滞ですが、座れないことはありません。


ただ、個人的にはラウンジの恩恵はあまり感じないし、海外もほぼ行かないので、SFCプラスの権利のために300万円決済はしないかな。
300万円支払った見返りが5,000マイルとラウンジ(スターアライアンスGOLD→ほぼ海外行かないので)では、魅力がないとおもっています。
7:15 NH583で松山空港へ
実際は荷物の収納遅れで10分遅れ。

ANAは機内持ち込みの小荷物一つの寸法を厳格化しています(座席の下に入ればいいという航空会社が多い中での寸法規定)。
そうすると荷物を預けることになるのですが、こういう飛行機への収納遅れなどは、努力で何とかしてほしい。
・300万円決済を求めるがベネフィットは小さい
・荷物を預けるのを推奨するが、スカイマークのような受託手荷物の迅速返却などの取り組みはなし

こういうANAの努力は見えない一方、顧客に対して負荷を求める姿勢はあからさまに見えるところが、今のANAを個人的に嫌いなところです。
個人的には営利企業なので、採算が合わなければサービスを変える、客に負担を求めるのはいいと思いますが、いかんせんやり方が下手な気がします。

8:50 松山空港着
5分遅れで松山空港着。朝の混雑の割には、遅れは少ない時間で済みました。


9:06 松山発→今治駅
いずみ観光バスの今治行き(2,500円)で今治駅に行こうと思っていたのですが、実はこのリムジンバスは要予約。
必ず下のホームページを見て、電話で予約してください。

自分は予約していませんでしたが、かろうじて空きがあったので乗車できました。

システムは要予約ですが、運転手の方はすごく親切だし、運転も丁寧。次回もこれで今治に行こうと思います。

席は左側がおすすめ。
綺麗な瀬戸内の海を見ながらの約1.5時間のドライブを楽しみます。

10:35 今治駅着
定時に今治駅に到着。運転スピード、丁寧さ、定時到着、まさにプロです。

ランチが11時半からなので、その間にバレルコーヒーでカフェをいただきました。


UCCマスターチャンピオンの高橋さんが淹れるコーヒーとハミングバードのケーキの組み合わせは最高。いい時間を過ごせました。


11:30 Ristorante Soでランチ
今回の旅、1軒目のランチ。
三豊茄子、うなぎリゾット、伊予田之環牛をはじめとする素晴らしい食材と相原シェフの技術。
ペアリング、炭酸水をいただいて2.5万円弱。お得感半端ないです。




素晴らしい素材とワインのペアリング。
また今治に食べに行きたいと思えるお店でした。
13:30 バレルコーヒー再び
コールドブリュー(600円)をいただいて今治城へ。バレルコーヒーからは徒歩10分程度。


13:40 今治城
お堀で囲まれた今治城。


すごく晴れていたので、とても綺麗。

自分が大好きな武将の一人藤堂高虎の像(主君を7~11※所説による)に変えながらも戦国時代を生きた生き様は今のサラリーマン社会にも通ずるもの。
残念ながら長居できず天守閣には入れませんでしたが、いい時間を過ごせました。

14:10 バスで今治駅へ
14:04発のバスが遅れていたので、運良くバスで今治駅に向かいました(10分程度)。
今治駅までは約2キロあるので、徒歩だと30分ぐらいかかります。
バスかタクシーを呼ぶ手段を確保することをおすすめします。

15:01 今治発
指定席特急券のみ予約し、いしづちに乗ろうと思ったのですが、問題が発生。
・JR四国はSuicaが使えない ・高松までの切符を買うにも分かりにく
に注意です。

切符がわかりにくいのは、高松行きを選ぶ時、
・高松駅(七尾線) ・高松駅(予讃線)
と出ます。(七尾線?予讃線?わかります??)
せめて、
・高松駅(香川県) ・高松駅(石川県)
と、JRの路線名ではなく県名にしてほしい。使われるであろう香川の高松を先に出してほしい。
システム優先、顧客軽視のいい例だと思います。
何だかんだ、かなり焦りました……。

いしづち乗車
今回はアンパンマン号に乗車。

生成AIに聞いたところ、海を見たいならA席、そして普通席は混んでいるので指定席を勧められましたが、結果は自由席もガラガラ。

ただ、質の良いシートで海を眺めながらの1時間50分の旅は、レンタカーでは味わえない風情と楽さがありました。

個人的には海側もいいですが、石鎚山や丸亀城が見られる山側もいいと思います。

しかし、単線を最高速度130キロで走るので結構揺れますね。ただ、早く着いてありがたいです。

16:54 高松駅着
高松駅に到着。


当日は櫻坂のコンサートがあるため、駅はとても賑わっていました。
高松駅は徒歩数分で穴吹アリーナがあり、ショッピングモールや駅全体がコンパクトにまとまっていて、すごくいい感じです。

櫻坂のコンサートを盛り上げる仕掛けがあったり、コンパクトにまとまった街づくりだからこそできること。


地方中核都市では、かなり使い勝手がいい見本となる街づくりだと思います。

何せ2028年には、マンダリンオリエンタル高松(瀬戸内)がオープン予定ですからね。

街を代表するホテルが外資なのは残念ですが、国内ブランドではマンダリンを超えるようなところも思い付きません。
しかし、本当にすごいと思います。

城あり、海あり、うどんあり、芸術あり、離島というワクワク感あり、駅前は栄えていて不便なし。本当にいい街づくりだと思いますね。
17:20 セレクトイン高松にチェックイン
今回の宿はセレクトイン高松。

コンサートのおかげで宿不足になっていたのですが、ツインルームの一人使用で8,900円で宿泊できました。
今回は本当に寝るだけなので、これで十分です。

18:00 両忘
両忘さんでディナー。実に1年ちょっとぶりです。

香川、四国、世界の素晴らしい食材を極限までシンプルに、しかし奥深く仕上げた料理は、食べるたびにワクワク感と「心から美味しいな」と思える素晴らしい料理。



今回はワインをペアリングはイタリア、フランス産のワイン構成で、ワインの華やかな余韻は、中川シェフの料理を引き立てる素晴らしいペアリング。次回もペアリングをお願いしたいと思います。

21:30 ホテル
さすがに2軒のフルコースとフルペアリングをいただくと結構ベロベロになってしまい、帰って寝支度をし、明日二日酔いになりませんようにと願いながら就寝しました。
2日目
7:10 チェックアウト
チェイサーと二日酔い防止ドリンクのおかげか、二日酔いもなく2日目を迎えました。
ホテルはほぼ寝るだけ。セレクトインさんで十分でしたね。

この後、男木島に行くため、高松フェリー乗り場に向かいます。

高松→女木島(めぎじま:鬼ヶ島のモデル)→男木島行きのフェリー「めおん」号は、赤と白のストライプが可愛い船。

出発時間
高松発:8時、10時、12時、14時、16時、18時10分
男木島発:7時、9時、11時、13時、15時、17時

となっています。
切符は建物外側端にあります。待合室などにはないので気を付けてください。

男木島までの所要時間は40分程度。実際は行きが45分、帰りが38分でした。海流の影響なのでしょうかね。
船は後方2階にベンチがあり、過ぎ行く高松をゆったりと眺める事ができます。

8:45 男木島着
男木島の豊玉姫神社からの瀬戸内を見たく、豊玉姫神社を目指します。


坂がすごい、階段が……。
といわれますが、全然余裕です。



8:55 豊玉姫神社
やっぱり美しいですね。
来て良かったと思うひと時でした。


すでに目標を達成して、やることなし。
去り行く「めおん」号を眺め、これから何をしようかと考えます。

夕陽と猫の店でのかき氷
結局お店で30分ほど、ゆっくりと過ごしました。


かき氷とカルピス、それぞれ200円(合計400円)とリーズナブル。

島の猫マップを眺めたり、瀬戸大橋を望む瀬戸内海を眺めたり。
風がすごく気持ち良く、いい時間を過ごすことができました。


島の猫マップのあるので是非とも立ち寄りください。

Damonte & Co.さんは10時30分から。12時からの食事のために、今回はパスしました。



10:00 島巡りを試みるものの諦める
男木島にはその他に、歩く方舟、男木島灯台があります。
島の北側の男木島灯台と、南側の歩く方舟。
男木島灯台を目指すものの、暑さでダウン。


猫巡りをちょっと実施。





待合室で旅の記録をまとめ、船を待ちました。


11:00 男木島発 高松行き
帰りも「めおん」号です。

男木島を去る時に、遠くに「歩く方舟」を見ることができました。


何もないけれど、芸術と美しい瀬戸内がある男木島。
スマホも置いてゆっくりと過ごすデジタルデトックスで、島に泊まってみたいですね。

11:38 高松港着
帰りはほぼ定時の高松港着。

次の小料理Yarnさんが12時スタートなので、タクシーで向かいます。
1.4キロぐらいで900円程度、5分ちょっとで到着しました。
男木島でバテバテだったので、タクシーを使用して良かったです。

12:00 小料理Yarn
1回4席限定の特別な食事。
カウンター越しに和田シェフとの距離感も近く、お店が一体となった雰囲気がとてもいいです。

食事は大体2.5時間。イタリアンと和が融合した料理を楽しむことができますよ。




再来年までには故郷の愛媛に戻るみたいで、高松で食べるなら今しかないです。
15:00 高松駅
高松ミュージアムを見て帰ろうと思いましたが、入り口を通り過ぎてしまい時間をロス。


結局おとなしく高松駅に行って、お土産を買いました。
繰り返しますが、いい街づくりをしていると思います。

15:40 マリンライナー(岡山行き)
高松からの飛行機が高かったので、岡山経由で関東に戻ることにしました。
しかも、JALのLSP30PキャンペーンのためJALに乗りたかったこともあり、岡山空港からの帰宅です。


キャンペーンがなければ、新幹線で帰るのがやっぱり便利ですね。

16:35 岡山着
次のリムジンバス発車は17時40分。
時間があったので、岡山駅西口から徒歩5分の場所にあるフルーツパーラーharebareさんに行ってきました。


ここで食べたのは桃のパフェ(2,400円)。
恵白(めぐみはく)という高級白桃を使用したパフェ。
しっかりとした食感がありながらも、高い糖度はさすが岡山の桃だと思います。

17:40 岡山駅発 岡山空港
リムジンバスは1,000円。17時30分頃には並び出し、ほぼ満席でした。
ただ、しっかりと人数をカウントしており、予備のバスもあるので、乗れないことはないと思います。

18:15 岡山空港着
桃太郎で有名な岡山空港着。
岡山駅からは14キロほど離れていますが、30分ほどで到着。しかも予定通り、さすがです。

桃太郎は桃色にライトアップしています。
比較的コンパクトな空港。

早めに入ってゆっくりしようと思ったら、まさかの出発時間が19:15→19:40と25分遅れに変更。

すでに18:30には保安検査場を通過していたので、どう時間を潰そうか悩んだのですが、まさかのJALラウンジあり。

ラウンジには立ち寄らないと言っていましたが、今回は行きも帰りも使用させていただきました。
19:40 岡山桃太郎空港発
高松は渇水なのに、岡山はゲリラ豪雨。
そんなゲリラ豪雨の中ですが、安全を確保してJALは飛び立ち、何と10分遅れでの羽田着。

結局、羽田からの電車は遅れることなく、予定通りの電車に乗れて大変ありがたかったです。
以上で、2026年夏の今治・高松、Ristorante So(今治)、両忘(高松)、小料理Yarn(高松)を訪れるイタリアン3店舗の旅行は終わりです。
香川に行くけれどうどんは食べない、昼、夜、昼とフルコース+フルペアリングの旅行でしたが、どのシェフもとても人柄が良く、料理には個性があり、とても充実した旅行だったと思います。
皆様も気に入った店が見つかったら、ぜひ訪れてみてください。
香川・高松イタリアンを巡る旅Q&A
旅に行く前に気にしたことをQ&A方式で記載します。
Q. イタリアン3店舗、同じような料理が出るのでは?
A. 素材が同じことは多くありますが、アプローチは違う。そのアプローチがすごく興味深いし、とても楽しい。

Q. 食べ過ぎ・飲み過ぎにならないか。
A. 大食漢の自分ですが、さすがに両忘の後の骨付鳥には行けませんでした。どのお店もお腹の空き具合を聞いてくれるので、少なめを頼めばいいと思います。
自分は食事は問題なかったのですが、ペアリングが心配。必ずチェイサーとして炭酸水をいただき、ヘパリーゼを事前に飲むことで無事クリア。しかし、次回はペアリングをハーフにさせていただきます。

Q. 高松の宿代・飛行機代は高いか?
A. コンサートやイベントがあると高いです。
当初はクレメントインに宿泊し、帰りは高松空港から帰る予定だったのですが、クレメントインは35,000円、飛行機代も35,000円とすごく高い。理由は櫻坂のコンサートがあったからでした。
結局、セレクトイン宿泊8,900円、岡山経由の電車+リムジンバス+飛行機代、合計18,600円で羽田に帰ることができました。

Q. 電車移動での注意点は?
A. JR四国はSuicaが使えません。しかも今治から高松行きの切符を買おうとすると、路線名の候補駅が出て、石川県の高松が最初の選択肢に出るので注意が必要です。

Q. 今治で1時間ちょっと時間がある。今治城をゆっくりと観光できるか?
A. 歩くとなると往復4キロ程度、1時間ほどかかります。おすすめは、自転車を借りて行く、タクシーで行くことです。
ただ、帰りに今治城からタクシーを探してもあまりいないので、タクシーの確保はしっかりと検討した方がいいと思います。

Q. ランチタイム12時スタート。朝、男木島に行くが間に合うか?
A. 男木島からのフェリーが高松港に到着するのは11時40分。ほぼ定時運行されています。
歩くとギリギリですが、タクシーを使うと十分間に合います。

こんな感じでしょうか。
個人的にはどのお店も素敵で、四国の豊かな食材、確かな技術で、都会では食べることができないイタリアンをいただけたと思っています。
個人的にはこの組み合わせが最強で、次回もこのイタリアン3店舗巡りを行いたいと思っています。
相原シェフ、中川シェフ、和田シェフ。
素晴らしい時間をありがとうございました。
2026年夏 今治・高松旅行概要
Ristorante So(今治)ランチ
両忘(高松)ディナー
小料理Yarn(高松)ランチ
harebare(岡山)
を書いていきたいと思います。
