【札幌・小樽一泊二日北海道旅行】その2　鮨菜 和喜智＠札幌中央区南2条 北海道のうまい酒に厳選素材、丁寧な仕事のすばらしいお鮨

今回の札幌旅行では札幌の鮨名店に行こうと思っており、ミシュラン2つ星、ゴエミヨ2024和喜智さんに行ってきました。北海道の厳選された素材に加え、日本からのよき素材をそろえ、それを丁寧な仕事で鮨や一品料理に仕上げる、本当に素晴らしいお鮨でした。店主の田村さんとの話も楽しく本当に素晴らしい夜だったと思います。そんな和喜智さんについてブログで紹介したいと思います。

鮨菜　和喜智　について

公式HP

鮨菜 和喜智（すしさい わきち）札幌市円山の寿司屋

札幌市円山で寿司を愉しみたいという方は、「鮨菜 和喜智」へお越しください。 四季折々、選び抜いた食材に全力で向き合い最高の幸せを感じていただける味わいに。

sushisai-wakichi.com

札幌市円山地区にある札幌鮨の名店。
店主の田村さんは東京瀬田の寿司久等で修行を行い、2002年で鮨菜　和喜智をオープン。
2007年に改装とおまかせ1本の現在のスタイルにし現在に至ったそうです。
2012年のミシュランガイド北海道発刊より2つ星。
さらにゴエミヨ2024年でも３トックを獲得した札幌を代表する鮨の名店です。
お店はカウンター8席のみ、白木のカウンターは高級感と凛とした雰囲気をつくりだし、これからいただく田村劇場への期待ふくらむ居心地よい店内。
女将さんのサービスも素晴らしく、本当に居心地いい素晴らしい夜が過ごせる名店でした。

白木のカウンターに炭を使用した焼場。
この凛とした雰囲気がなんともいえないわくわく感をかもしだします。

場所・アクセス

札幌駅から南西へ3.7キロ、大通駅から西へ2.7キロで

地下鉄東西線　円山公園駅から200ｍ弱と地下鉄で行くとかなり行きやすい場所にあります。

すすきのの喧騒とは異なる閑静な場所。

そんなところに和喜智さんはあります。

料理の紹介

水たこ　4.5キロ
水ダコらしい柔らかの中に適度な食感、蛸の旨みがよい一皿

松川カレイ　昆布塩
素晴らしいあぶらののり、3日熟成し旨みがたっぷりしたカレイ

毛蟹と牡蠣の茶碗蒸し
岩牡蠣の旨み素晴らしい冬を感じる一皿。

適度な大さの牡蠣は自然のうま味がたっぷりでした。

キンキの炙り
炙ったキンキは嫌な焦げ感なし、あるのは香ばしさのみ。
脂の融点付近で温度を調整したキンキは、なめらな食感と濃厚な味わい。

鮑ご飯
酢飯のきもあえ　柔らかな食感、酢飯の心地よい歯応えと酸味はただものではない鮑ご飯

酢飯の酸味と絶妙な食感が本当に素晴らしい。

ししゃも
久しぶりいただいた本物のシシャモ。炭で火入れ、良いかんじで水分が抜けた皮目にプチプチ広がるシシャモの食感

ホタテの磯辺揚げ
海苔とホタテの香ばしさ、よきホタテ特有の食感が素晴らしい。
この料理は最近いろんなところでいただくが、ダントツの一皿。
同じだけに差がわかる。

横山さんのウナギの揚げ出し
泰斗商店「横山さんの鰻」を使用した一皿。
ウナギの旨み、出汁の旨みが本当に素晴らし。
本当にいいウナギですね。

中トロ
室温で脂の融点近くまで上げた中トロに酢飯。口中に広がる鮪の旨み。

ホッキ貝
シャコシャコした食感、とても上質なホッキ貝。
ほのかに広がる北寄貝のうま味が心地よい。

鰊（にしん）
にしんは骨との戦い、しっかりと骨抜きされたにしんは口に入れた瞬間に鰊のうまみが口中に広がる。断面の美しさからもわかる絶品のシャリ、ニシンのうま味の融合がとても素晴らしいお鮨。

これは印象的、美味しかったな。

小樽の蝦蛄
肉厚の小樽の蝦蛄。うまみがすごい！

カワハギ
カワハギにクリーム状にしたなめらかなカワハギの肝が、濃厚な肝と白身のうま味の融合はまさに絶品。

車海老
半生で絶妙な食感と旨みすごい車海老。これも絶品ですね。

真鱈の白子のすりながし
真鱈白子の旨みに酢飯のアクセントが良い仕事。
ここでいただく日本酒「えぞの曙」とベストマッチ

根室の馬糞雲丹
今がシーズンの浜中のバフンウニが素晴らしい。
雑味まったくなく本当に素晴らしい、最近食べた中で一番の馬糞雲丹。
このレベルのウニを食べるといろんな所でいただくウニの雑味が気になってくる。

穴子
ふわっと口でとける。本当に美味しい。

トロたく
丁寧に叩かれたトロに薬味、食感も脂乗りもすべてがシャリとベストマッチ。
とても美味しいですね。

玉子
なめらかな食感。最後を締めくくる印象深い玉。

あら汁
魚介の澄んだうま味のみのあら汁。
雑味がないのが本当に素晴らしい思います。

お店を出たのは22時30分頃
札幌らしい雪の世界が、和喜智さんの素晴らしお鮨を印象深くするエッセンスに。
北海道札幌で最高の夜でした。

感想・お店情報

感想

おまかせコース36000円にビール、日本酒を３，４杯いただいて合計41000円ぐらい。
厳選された北海道の食材の他に全国からもいいネタ、旬なネタをすごく丁寧な仕事で握られたお鮨や料理は「素晴らしい」の一言に尽きます。
個人的に感動したのはキンキの炙りと鰊のにぎり。
キンキの炙りは、炭火であぶり嫌な焦げ感なく香ばしさを感じつつ適切な伝熱により脂が融解し口いっぱいにうま味が広がるのは感動の領域。
鰊（にしん）は、ニシンのうま味、絶妙なしゃりの食感が本当にすばらいい北海道ならではのにぎり。
すべての料理から丁寧な仕事が感じられるすばらしいおまかせコースでした。
今回は田村大将の前の席で、北海道の事、鹿児島に行く話を聞き鹿児島の事、いろんなお話をさせていただき、とても楽しかったです。
円山の静かな場所にある北海道を代表するお鮨の名店「鮨菜　和喜智」
とてもおすすめです。
皆さんも本物のお鮨をいただきに和喜智さんにいくのはいかがでしょうか？

お店情報