【中華・ディナー】GINZA脇屋@東京都中央区銀座 脇屋劇場に酔いしれた夜

中華
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2023年末にオープンしたGingza 脇屋さんに行ってきました。銀座脇屋さんは、2023年は脇屋シェフにとって料理人50年の節目の年に、銀座5丁目 美食のランドマークを目指しオープンしたお店。脇屋さんが目の前で調理してくれる料理は、美味しい以外に表現ができない本当に素晴らしディナーでした。今回はそのGinza脇屋について、ブログで紹介したいと思います。

Gingza 脇屋

公式HP

脇屋友詞の中国料理 Wakiya一笑美茶樓
脇屋友詞の中国料理 Wakiya一笑美茶樓

銀座五丁目に2023年オープンした脇屋さんが料理を創る姿を見ながらいただける中華の名店。
レジェンドの動きには無駄がなく、美しい動きのライブ感と素晴らしい料理の数々によって、ゲストから自然と笑顔がこぼれ至福の時間をすごせる銀座脇屋は、まさに脇屋劇場。
ゲストはみなさん、素晴らしい夜をすごせることでしょう。

以下 公式HPより

自分には料理しか無いのだとこの道を歩き続け、料理人人生50年の節目に東京・銀座にGinza脇屋をオープンいたしました。
この小さな店では、私が先頭に立ち、支配人以下調理スタッフ、サービススタッフと共に、皆さまをお迎えします。そして私の料理人としてのルーツともいえる上海料理をベースに、季節感あふれるお料理を皆さまの目の前で作らせていただきます。
ぜひ、”伝統と創作”を織り交ぜた新しい中国料理をお楽しみください。

(出典:公式HP

場所・アクセス

東銀座駅から100m以内、銀座三越のライオン像からも350m程度と銀座のど真ん中にお店はあります。

看板がでていなので、下のオレンジのビルを目指して行ってください。
時間になるとスタッフの方が立ってくれているので間違うことはないと思います。

メニュー

・友厨房おまかせコース ¥35,000
前菜からデザートまで季節のおまかせコース
・伝統と創作特別コース ¥55,000
上海料理の伝統と創作を楽しめる特別コース
※別途サービス料10%頂戴致します。
※1階個室は、55,000円コースにて承ります。

3万5000円のコースも5万5000円のコースも品数は一緒ですが、使われる食材に、ふぐの白子、乾燥なまこ、白トリュフ等が加わりかなりアップグレードされます。
その他 ワインペアリングは2万円、ビール等は1600円、グラスワインは3500円ぐらいとなっています。

今回は35000円のコースにグラスワイン数杯、ビールと炭酸水をいただきました。

 

料理の紹介

19時に脇屋劇場がの開演です。
最大8名のしっくかつ重厚な雰囲気の店内は、非日常感あふれるもの、ワクワクが止まりません。



脇屋特製xo醬
おつまみ的な特性XO醬。貝柱、海老の素晴らしいうま味。
まずはビールが欲しくなる素晴らしいおつまみ。

蝦夷鮑 貝柱のおこわ 
柔らかく煮た蝦夷鮑に貝柱のおこわ、上から大豆舞珠(まめまーじゅ 大豆のチーズ)かけれれており、植物たんぱく質のうま味が貝類のうま味を包み込みます。
ほんのりジンジャーの香りするおこわと鮑柔らかさがとてもよく、前菜から期待を上回る素晴らしい一皿。

銀杏 百合根 翡翠のソース 
銀杏やゆり根などを翡翠のソースでいただきます。上にはたっぷりとキャビアがのせられており、口にひろがる百合根、銀杏、キャビアの塩味が素晴らしい一皿。

 

食材の紹介
ここで本日の素材の紹介です。

フカヒレは、気仙沼 よしきりざめ

長期間熟成し甘味を引き出した、北海道クッチャンジャガイモ。

聖護院大根、王様椎茸、海老芋、黒トリュフがいただけました。

クッチャンジャガの竈焼き
長期間熟成し甘味をだしたくっちゃんジャガイモ。窯でじっくりと火入れをし甘味と香り引き出し、そこにたっぷりと窯で調理

クリスピーポーク 焼豚 よだれ鶏
鬼ゆずの上には窯で焼いたクリスピーポーク。皮目のパリパリ感、中のジューシーさが印象的。はちみつをつけて焼き上げた焼豚は、噛むと広がる焼豚のうま味に、濃厚な甘さ。ゆずを少しつけることで爽やかさも加わり、極上の一皿。
定番のよだれ鶏も、蒸し鶏とソースのうま味すごく、素晴らしい料理。

 

一番搾り
ビールが欲しくなったので、ワインからビールに変更。信楽焼の器は器の気泡でビール泡をきめ細やかにし、普通のビールを最高のビールに変えてくれる。

キンキの釜焼き
窯で焼いたキンキに熱いネギソースをかけていただく。
窯で焼かれたキンキは皮がパリパリしんがら、中はふわっとしながらキンキ特有の柔らかさ。ネギソースがキンキのうまみをさらに引き出し、とても美味しい。

中華アヒージョ
広島牡蠣、白子、王様椎茸、銀杏、豆腐をアヒージョでいただく。
中華アヒージョらしく香りが良く、鷹の爪の辛味、油の甘味が具材に絡み合い、ワインがすすむ。
特に牡蠣と白子と王様椎茸 素晴らしく美味しかった。


 

フカヒレと世界最高米
気仙沼のヨシキリザメのフカヒレ、それに合わせるのは世界最高米
コラーゲンたっぷりのフカヒレはうまい以外表現できない。

世界最高米は6合 10800円の超高級米
岐阜県高山市コシヒカリ、新潟県南魚沼市 新之助、熊本県阿蘇市 ぴかまるなどをブレンドし世界最高とな称する米へとしたもの。

土鍋で炊き上げた米は、つやつやさ、コメの甘味、食感がとても素晴らしい。

世界最高米とフカヒレを合わせて食べる。
フカヒレのコラーゲンを米が吸収し、素晴らしく美味しい。

佐賀牛フィレ カツレツ
佐賀牛のフィレカツに海老芋と菜の花、中華らしくピータンタルタルでいただく。
フィレカツは、カリッとした衣の食感、柔らかなフィレ肉、ピータンのタルタルの風味が一体となり素晴らしいフィレカツとなる。

 

牡蠣そば
素そば、担々麺、牡蠣そばが選択できるなか、牡蠣そばを注文。
ストレート麺は食感よく味わい深い、そこに大ぶりの牡蠣と出汁香るスープ。

ご飯
ななつぼしとゆめぴかりをブレンドした米。
中華風に味付けされた、しらす、たらこ にXO醤。
本当に美味しいご飯、何杯でも食べられる素晴らししめ。

個人的にはシラスのうまさがすごかった。

デザート
最後は大禹嶺茶と柑橘の杏仁豆腐。
オレンジの下には杏仁、そしてイチゴのソルベといただく。
大禹嶺茶は焙煎した台湾ウーロン茶。香りが素晴らしい。


以上をいただいた2時間半の脇屋劇場。
料理の美味しさはさることながら、脇屋シェフの美しい動きを見ながらいただくディナーは、うまさと幸福感に満ち溢れた、素晴らし夜でした。

銀座の喧騒と少しの寒さが、とても心地よい有楽町までのウォーキングでした。

 

感想・お店情報

感想

おまかせコース35000円とビール1600円、シャンパン3500円、赤ワイン3500円、炭酸水1600円をいただいて53000円ぐらい。
脇屋シェフの美しい動きと厳選された素材、レジェンドが作る料理は「感動」の一言に尽きる料理でした。こんなにワクワクした料理は久しぶりです。
中華ならではの強火での火入れ他に竃を使用した料理は、外はパリっとしながら中はジューシーで完璧な火入れの料理ばかりだったと思います。
中でも、伝統のフカヒレ料理、中華アヒージョ、翡翠ソースのゆり根は、オーソドックスながらも中華ならではの風味が心地よく、料理を本当に楽しむことができました。
レジェンドの料理を作る動きには無駄がなく、ほれぼれするような美しい動き、料理を作る時は厳しい顔ながら、料理の説明・食後のお話ではとても穏やかで、脇屋さんの穏やかな人となりがうかがえます。
アイアンシェフ、中華のレジェンドが、ゲストのために直接腕をふるってくれるGingza脇屋、なかなか簡単に行けるような価格ではないですが、ここぞという記念日などに訪れてみてほしい名店です。
素晴らしく楽しいディナーを、ありがとうございました。

お店情報

店名 Ginza 脇屋
公式HP https://www.wakiya.co.jp/
TEL 050-3662-0054
住所 東京都中央区銀座5-10-5 スリーY’S&D 2F
定休日 不定休
営業時間 一斉スタート(日によって異なる)
カード

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