2024年に記載したレストランの中で特に素晴らしお店13選をまとめたいと思います。
個人的にお店の評価は嫌いなので順位や点数はつけませんし、ブログに載せているお店はすべて素晴らしいお店だと思っていますが、特に印象深く素晴らしいお店13店を2024年のまとめとして記載したいと思います。
2024年訪れた名店13店舗(行った日順)
Terroir 愛と胃袋@山梨県北杜市高根町
山梨県八ヶ岳麓にあるフレンチレストラン、八ヶ岳ならではの力強い素材が楽しめる。
特にジビエが素晴らしい。
写真で載せているパイ包は嫌味なくジビエの素晴らしさのみを感じる事ができる一皿。
宿場町(本陣)をリノベーションしている独特の雰囲気もとてもよい。
BiOsteria Komakine @神奈川県横浜市南区蒔田
神奈川県横浜蒔田にあるイタリアン。
軽井沢から仕入れるキノコ、焼き野菜の力強さ、すばらしい火入れの肉料理が楽しめる。いただいた都萬牛のグリルは、赤身肉ならではの旨み、絶妙な火入れが素晴らしく印象的な一皿。
祇園MAVO ∞(ギオン マヴォ インフィニティ)@京都府祇園
僕の師匠 西村シェフのフレンチ、自分の食の原点がここである。この日は事業変更のための最後のディナー。スペシャリテのオマール海老のビスク、小田原時代食べたロッシーニを超える菜の花ロッシーニ。温度、香り、苦味との組み合わせどれにおいても自分にとってベストフレンチ。西村シェフと出会えたことで自分の食生活が豊かになったことに本当に感謝。
両忘@香川県高松市
香川県高松市にあるイタリアン。若きご夫妻のお店はとても居心地よく肩肘張らない楽しい時間が過ごせる。料理は素材の味を極限まで引き出したイタリアン。徳島の天恵菇(てんけいこ)、奈義牛のロースト、どれも火入れが素晴らしく印象的なものに。コースの流れがとても良く、食終の余韻がとてもいい。
料理屋 稲家@大阪市北新地
大阪府北新地にある和食店。若き店主の作る料理は、厳選された高級食材をふんだんに使い、確かな技量で素材の魅力を思う存分引き出したもの。さらに遊び心もあり食べていてとても楽しい。これらさらに伸びるでしょう、そんな伸びを楽しみにしながらまた行きたいと思えるお店。
肉といえば松田 奈良本店@奈良県橿原市
奈良県大和高田にある肉割烹の名店、今年中にリピートできた唯一のお店。もちろんタイミング等あるのだが、また行きたいと思える肉料理の数々は印象深く素晴らしい。大和牛を生・煮・焼・揚・蒸で調理し魅力を余すところなく楽しめるのがとてもいい。個人的に「肉を十分にたのしみたいたいならここに来ればいい」と思えるお店。
CENTRAL BURGER SHOP @横浜市石川町
横浜市石川町にあるハンバーガーショップ。今流行りのスマッシュで焼かれたパテを使用した店は多くあるが、特有の香ばしさだけでなく、バンズとパテの食感がここまで素晴らしく楽しめるハンバーガーは経験したことがない。トッピングでピクルスを追加するとよりハンバーガーの味わいに奥行きがでるので、是非ともピクルス追加をトッピングで食べてみてください。
SENTI・U(センティウ)@鹿児島県茅鹿屋市
鹿児島県鹿屋市にあるイタリアン。ここでいただけるイタリアンは鹿児島の素材と自家製ハーブなどを使用したここでしか食べられないイタリアン。この店を訪れたのは夏、夏らしい苦味が嫌味なくアクセントとして盛り込まれていて食べていて嬉しさでゾクゾクする。これほど清々しく美しいイタリアンはなかなかないと思う。鹿屋まで行って食べるべき料理だと思います。
鮨匠のむら@鹿児島市
鹿児島県鹿児島市にある鮨屋さん。ここで繰り広げられる野村劇場は、料理の美味しさだけでなく心から楽しいと思える。食事終盤の店主を中心とするお店の一体感はなかなか経験できないと思う。出水の蝦蛄、天然のしまあじ、絶品の茹で蛸、何を食べても最高。お土産でもらえる野村の醤油は少し入れて炊くだけで普通のご飯が絶品の桜ご飯に変化させてくれる。「飲むならのむら」を合言葉にまた行きたいと思う。
鉄板焼き ホルモン げんや@大阪生野区小路
大阪府生野区にあるちりとり鍋のお店。ここでいただける肉料理は個人的にはどの焼肉屋よりも美味しいと思う。なかでも、千切り大根のキムチ、蒸し豚、上塩バラ焼きは是非とも食べてほしい。キムチは大根の甘み、韓国唐辛子の旨みが味わえる個人的にNO1キムチ。どんなに食べて飲んでも5千円弱というのは本当にありがたいけど「げんや」の魅力は安さでは無い。ここでしか食べられない唯一無二の韓国料理がいただけると思います。
鮨菜 和喜智@札幌市中央区南二条西25
北海道札幌市にあるお寿司屋さん。北海道を中心としながらも全国の素晴らしい食材を丁寧に仕事したお鮨がいただける。この日いただいた鰊は口にいれたとたん旨みが広がりその後にシャリの心地よい食感を感じる素晴らしいもの。キンキの炙りも適切な火入れで皮目は香ばしいながらも一片の焦げた苦味なく、キンキの脂の融点ちょい上の加熱で旨みを引き出す技は本当にすごい。丁寧でかつ素晴らしい仕事をした鮨の真髄がいただけるお店。
トラットリア セミーナ ( Trattoria Semina)@札幌南一条西8
https://gourmet999.com/archives/2412-semina.html
北海道札幌市にあるイタリアン。北海道の契約農家や牧場から仕入れる食材はどれも力強く個性がある。最初にいただいた雪化粧カボチャのポタージュを口に入れた瞬間からこの店のポテンシャルの高さを感じた素晴らしいもの。コース料理はどれも心地よいエッジがたち印象深いのだが、アラカルトで注文した神楽牛のローストも外の香ばしさ肉の旨みが堪能できる肉料理、是非ともローストを楽しんで欲しい。
鮨 由う@東京都銀座一丁目
東京都銀座にあるお寿司屋さん。いただいたのはフリーフロー含む超お得なコース、しかしながら上質なネタ、丁寧な仕事は、鮨を一つレベルの高いものでした。今回いただいた中では鮪赤身がダントツ素晴らしい。いろいろ赤身を食べましたがこの赤身の食感、旨み、シャリとのバランス、ここまで素晴らしい赤身は食べた事ない。征矢野さんのトークも面白く、東京のお鮨のすごさを堪能しました。2025年からは通常の値段設定となりますが、それでもまた行きたいと思えるお店だと思います。
まとめ
北は北海道から南は鹿児島まで幅広くお店に行けた2024年、皆さんにとってどんな年だったしょうか。
元旦に発生した能登地震、羽田で起こったJAL機の衝突炎上事故、相変わらずの政治の体たら。2025年も政治の体たらくは続きそうですが、せめて大きな事件や事故が無い一年を祈念して今年のブログを終わりたいと思います。
1年間ありがとうございました。
よいお年を!