【鮨・ディナー】2025年 香川・愛媛旅行記 その3 赤吉@愛媛県今治市伯方島 藤本さんの魚がいただけるここでしか食べられないお鮨

和食
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愛媛県伯方島にある赤吉さんに行ってきました。赤吉さんは愛媛県の伯方島にある鮨店で神経締めの名手藤本純一さんの魚がいただける名店です。今回はそんなあかきちさんでいただいたお鮨についてブログで紹介したいと思います。

赤吉

赤吉予約サイト (OMAKASE)

しまなみ海道の途中、伯方島の奥(しまなみ海道から離れた側)にひっそりと佇む鮨の名店「赤吉(あかきち)」。2001年の開業以来、地元・瀬戸内海の魚介にこだわり続け、名漁師 藤本純一さんとご主人の赤瀬淳治さんのタッグにより独自の技術で仕上げる握りが人気を博しています 。
席数わずか6〜7席のカウンターでは、ご主人・赤瀬淳治さんの丁寧な仕事と瀬戸内の魚の表情を間近で感じられます。
コース中のお話いただく赤瀬さんの話が楽しく、2時間半の食事があっという間に過ぎてしまう。
そんな素敵なお店です。

ミシュラン、食べログアワードを受賞している名店です。

場所・アクセス

今治市から30キロ弱。
伯方島の奥側にお店はあります。
この場所で客単価3万以上、それで予約困難、本当にすごいお店だと思います。

お店の周りは長閑な住宅がちらほらある静かな場所、この日常感とこれから出る非日常感のギャップに期待が膨らみます。

料理・お店の紹介

お店に入ると、巨大なスズメバチの巣にびっくり。
近くで取れたスズメバチの巣を固めたそうです。
伯方島の自然の豊かさを感じますね。

お店は、ヒノキが美しいカウンター
ここで繰り広げられる赤瀬劇場が本当に楽しいです。

オコゼ、虎河豚、石鯛に真鯛、今日の魚が並べられます。
魚は熟成せずに提供するものがほとんどだそうです。
「海の状態を100点だとするとその状態をいかに維持するかが、名漁師藤本さんの腕の見せどころ」、そんな鮮度でかつ状態のいい魚をいただけるのが赤吉さんです。

 

酢大豆
大豆を酢でつけた郷土料理。ほのかに香る酢の風味と大豆の甘さで食欲がでる一皿。

 

虎フグ唐揚げ
塩麹で漬けた虎河豚の唐揚げ。虎河豚は肉厚で食べ応えあり。この後に続く料理も一品一品が食べ応えあり素材を思う存分楽しめる事がとてもありがたいです。

 

白甘鯛
愛媛県長浜の白甘鯛。ほぼ東京に流れている白甘鯛ですが赤吉さんでは思う存分楽しむ事ができます。松笠焼きで仕上がった白甘鯛は、鱗がパリパリ、身はふわふわ。身は味が濃く素晴らしい一皿です。




 

おこぜの酒蒸し
とても大きなおこぜを酒蒸しでいただく一皿。おこぜの白身の上品な旨みが素晴らしい。おこぜとお酒の香り残る出汁が絶品。



 

太刀魚の三杯酢
太刀魚を衣つけて揚げ三杯酢につけた料理。南蛮漬けの様に少し甘く太刀魚の旨味をいっそう引き出す。ふわふわした身とパリッとした衣、太刀魚の旨味がすごい一皿。

 

虎フグあぶり
先ほど唐揚げでいただいた虎河豚。炙ることで旨みが強く感じられ、適度な歯応えが心地よい。


 

鯛刺身
メスはこの時期産卵であまりよくない一方、オスはすごく良い時期。
鯛らしさを感じる濃厚な味。これが本当の鯛の味であることを感じる

 

石鯛刺身
フレッシュな石鯛。フレッシュならではの食感と藤本さんの石鯛ならではの旨みが素晴らしい。

 

クエ中華蒸し
高知沖で取れたクエの中華蒸し。赤瀬さんのスペシャリテの一つ。脂と旨みたっぷりのクエと濃くある中華風味が驚くほど美味しい一皿。これはすごい。


 

スミイカ
肉厚のスミイカはコリコリの歯応え。とても美味しい。

 


肉厚の鯛。鮨でいただくことで刺身とは異なる旨みを楽しめる。

 

白甘鯛
すこし熟成させた白甘鯛。皮目ゼラチンの旨みを感じる

 

しまあじ
あたりネギと天然ならではのシマアジの旨みを楽しむ。

 

石鯛
美しい石鯛の身。コリコリした歯応えと広がる旨みが素晴らしい。

 

カレイ
弾力あるカレイの身。噛むと溢れる旨みがすごい。

 

アマガツオ
口中にアマガツオの旨みが広がる。

 

クエ
旨みの中に甘みを強く感じるクエ。これもすごい。

 

紫ウニ
地元産の紫うに。紫うに独特のほのかな旨みが素晴らしい。

 

鯛の出し汁に白子 フグの身
すごく濃い鯛の出汁。鯛の白子の旨みと鯛の出汁といただくフグの身は最高。

 

穴子
ふわっとした身の穴子。

 

玉子
赤吉名物の玉子。出汁香る玉子の中心にはシャリが入っており玉子鮨となっている。これもうまい。

パリパリに焼いた焼きのりと一緒にいただくとこで海苔の香りが広がる。

 

練乳アイス
六本木 イノベーティブフレンチの蒼のレシピをの練乳アイス。
くちどけ滑らかな美味しいアイス。

 

感想・お店情報

感想

27500円コースに何杯かノンアル、お茶などいただき34000円ぐらい。
鮮度高いため歯ごたえを楽しめながら、熟成とは違う味の濃い魚を思う存分楽しめました。
最初に出されるトラフグの唐揚げから、甘鯛の松笠焼き、オコゼの酒蒸し、太刀魚の三杯酢、クエの中華蒸し、鯛の刺身、虎河豚の刺身、お鮨の数々、どれも一級品で印象深い料理たち。
魚ももちろんいいのですが、赤瀬さんの腕も本当にすごいです。
18時から始まる宴は、いろいろな魚を楽しめるとともに赤瀬からの魚についてや今治について、とても面白い話ばかり、本当に楽しい2時間半でした。
今回失敗したのが伯方島内の宿をお願いしていなかったのでお酒が飲めなかったこと、20時30分から松山に行ったのですが、かなりつらかった。。。。
宿をお願いするとしまなみ海道沿いのHANAGURIとなるみたいで、かなり綺麗な宿をリーズナブルに宿泊することができます。
絶対に次回は宿込みのプランにしたいと思います。
伯方島に行かないと食べられない料理、この店に行くために伯方島を訪れる。
自分の中では3つ星のお店の一つだと思っています。
とても美味しいお鮨と日本料理ありがとうございました。
また絶対に行きたいと思います。

 

お店情報

店名 赤吉
公式HP
TEL 090-3189-2567
住所 愛媛県今治市伯方町北浦甲1203-8
定休日 火曜日
営業時間 18:00 – 22:00
カード
備考 夜のみ一人予約可能、伯方島内宿泊施設への送迎あり(絶対利用した方がいい)

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