白川郷の観光を終え、トヨタ自然学校に着きました。
トヨタ自然学校は、白山ホワイトロードの無料区間道中になるので、白川郷の行く際に一度通り過ぎています。
トヨタ白川郷自然学校
2005年4月にオープンした「共生」を理念にした宿泊施設です。
キャッチフレーズ「大人はトレイルを歩こう。こどもは森でたくましくなろう。」の通り、子供と一緒にやる本格的なアクティビティーがたくさんあり、子供にとってはいい経験ができると思います。
この施設を一言でいうと「すごく贅沢な青少年の家」。
子供の頃行った林間学校などをすごく贅沢に過ごせることができる。
この感覚はリゾートホテルでは味わえない感覚で、個人的には大好きです。
夕食朝食がついてだいたい16000円/人という感じで、とても泊まりやすい価格になってます。ちなみ、夕食はフレンチ。これは白川郷周辺の飲食業とバッティングしないようにする、トヨタのはからいだそうです。
今回はこのトヨタ白川郷自然学校で子供と
・火おこしチャレンジ
料金 小学生以上:1,600円 未就学児童:無料
・渓流でイワナ獲り
小学生以上:3,100円 3歳以上の幼児:1,000円
のアクティビティーに参加しました。
どちらも大学生のアルバイトさんがリーダとして参加してくれるのですが、
どっちも素敵なリーダで、子供ともども楽しい時間を過ごしました。
トヨタ白川郷自然学校
白川郷からホワイトロードの方に戻る途中にトヨタ白川郷自然学校があります。
外観はリゾートホテルの様なすごくきれいな建屋です。
中に入ると蛍の写真と、イベントハイライトのムービー
御土産の他、昆虫採取のセットなども売られています。
メインロビーは吹き抜けの開放感ある空間。
ここで売店で買ったアイスを食べる。
林間学校ではできないことをしているという事から何とも言えない贅沢感を感じます。
ロビーの2階はレストランとアトラクションでの集合場所につながります。
レストラン ラ・リヴィエール・ブランシュFrench restaurant “La Rivière Blanche”
ここで夕食、朝食をいただきます。
夕食は通常18時からだけど、混む日は17時30分からか19時30分からとなります。
この後「火おこしチャレンジ」に参加しているので、17時30分からでした。
料理の方は後で記載します。
木をたくさん使った館内。
今回宿泊した部屋は、洋室四人部屋。
なんか学生の頃に戻った気分になる部屋です。
それぞれにキャスター付きの机がついてます。
青少年の家の様なベッドですが、寝心地はなかなか良かったです。
この日は、「せせらぎのあずまや」へ行ってきました。
説明では、イワナが泳ぐ小川で釣りや川遊びが楽しめるそうです。
施設でももらう 「どんぐるみの森 散策ワクワクマップ」では、公園の様な整備された印象をもちますが、それは白山のふもと、結構深い自然です。
昆虫などもいっぱいいるので、子供には虫よけが必須だと思います。
あと、山深く、人もほとんどいないので、結構寂しい感じになります。
遊びに行くなら、道路を渡らない自然学校側がいいかなと思います。
この日はどこかの団体の人たちが水遊びをしていました。
みんな楽しそうに水遊びをしています。
ただ、ここは山深い土地。
クマよけの鈴も普通に装備されています。
昆虫を追っかけたり、ちょっと散歩をしていると、あっという間に食事の時間となります。
夕食 レストラン ラ・リヴィエール・ブランシュ
French restaurant “La Rivière Blanche”にて17時30分から夕食です。
トヨタ自然学校は、地域の和食店との競合を避けるためにフレンチとしているそうです。
青少年センターの様な所で、結構しっかりしたフレンチの組み合わせって、なかなか経験することなく、個人的には新鮮で好きでした。
飲み物は、生ビール、グラスワイン共に600円程度です。
今回は、4860円(幼児食事布団あり)でお願いしているので、子供は幼児プレートです。
洋風ピラフ、ハンバーグ、エビフライ、チキンとバラエティー豊かなプレートです。
子供曰く、美味しかったそうです。
大人の自分は、2050円を追加して肉と魚料理がつくフルコースにしました。
前菜 マスのマリネと洋風ピラフ
マスもなかなかいい素材。合わせるご飯も美味しいです。
スープはトマトのクリームスープ。優しい味です。
日本海産 スズキのクリームソース
旬のスズキをクリームソースでいただきます。
個人的にはこのクリームソースはちょっとこってりしすぎかな。
メインは飛騨牛のステーキ マスタードソース
肉の味がしっかりあるお肉でした。マスタードソースとの相性も良かったです。
デザートは2種類
一つ目はマンゴーのブラマンジェ
チョコレートと抹茶のアイス
料理ですが、個人的には美味しかったと思います。ただ基本的にファミリー向けのフレンチなので、フレンチに食べなれてる人だとちょっと物足らないかも。
ただ、自然を学ぶ施設でこのようなフレンチをいただけるのは、すごく斬新でいいと思います。
火おこしチャレンジ
さて19時半からは「火おこしチャレンジです」
レストラン奥のロビーで集合です。
ロビーには 飛騨地方の動物たちの剥製がたくさんありました。
このアクティビティーは、夜の森の中で焚火を燃やすことに挑戦するものなので、夜の森に入ってきます。基本的に昆虫がいっぱいいますので、夏ですが長袖、長ズボン、首にはタオルをつけた格好+虫よけが必須だと思います。
流れは、リーダーと一緒に夜の森に入っていきます。
その間も、自然の話、熊の話、火を起こすためのある材料拾い等を行った後、各家族薪を使って、数本のマッチで火を起こします。
いろいろネタバレになるので詳しくは書きませんが、基本的にとても面白いアクティビティーだと思いました。
あと、リーダの大学生の方がいいですね!今回のリーダ二人とも子供たちの心をつかみ、子供はとっても楽しんでいました。
↓こんな感じで火をおこします。
その後は、大浴場で温泉に入り、そして就寝です。
先ほど記載したようなベッドで寝るのは本当に久しぶりだったので、とっても新鮮な気持ちでよかったです。
トヨタ白川郷自然学校 2日目
朝食
朝はラ・リヴィエール・ブランシュでビュッフェ形式の朝食をいただきます。
料理の種類は多くないですが、どれも質が良かったと思います。
さて、この日は
・渓流でイワナ獲り
小学生以上:3,100円 3歳以上の幼児:1,000円
に参加しました。大人一人、子供一人で参加すると4100円とちょっと高いかなと思いましたが、参加した感想は「十分お値段以上の価値があるアクティビティー」だと思いました。
流れは
集合→お米をとぐ→移動→テントの下で薪を組む→イワナの手づかみ→イワナを裁く→焼いて食べる
とボリュームたっぷりのアクティビティーです。
夏に参加すると、結構暑いので、水分は十分持っていくのがいいと思います。
宿舎から徒歩10分ぐらいに場所にあるイワナ取りの会場です。
下の様なテントが張られています。
この渓流へイワナを一人一匹分放ちそれを手づかみで捕まえます。
初級コースに参加したのですが、本当に捕まえるのが大変でした。
イワナを探すだけも大変です。
ぬるぬる滑るので、ミカンのネットを使用して捕まえます。
薪を組み、その後ここでイワナを焼きます。
イワナを捌いたり、塩をつけたり、串に刺したりを自分でします。
子供にはちょっと残酷かもしれませんが、魚であっても他の命をいただき生きるといのはこういうことだという、食育ができるプログラムです。
おにぎりなども自分でつくります。
最後は焼き上げたイワナをいただき終了。
本当に充実したアクティビティーでした。
インストラクターの大学生もすごく親切で、本当にいいプログラムだと思います。
(トヨタ白川郷自然学校 宿泊感想)
今回子供と一泊二日で宿泊し、子供の幼児プレート、夕食をフルコースに変更、火起こしチャレンジ、イワナつかみに参加して27500円ぐらいでした。
施設自体は、豪華な青少年センター。
しかしそれが自分にはツボで、とっても良かったと思います。
アクティビティーはすべて本格的で、子供にもいい思い出となったと思います。
雪の季節に行ってみたいですね。