【フレンチ・ランチ】レストラン ナベノイズム Nabeno-Ism 伝統的なフレンチ×江戸が楽しめる名店

フレンチ
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浅草にあるフレンチの名店ナベノ‑イズム(Nabeno-Ism)さんでランチをいただきました。ここはシャトーレストラン ジョエル・ロブション(恵比寿)」の エグゼクティブシェフ を務めていた渡辺雄一郎シェフのお店で、伝統のフレンチ×和×江戸が楽しめる名店です。今回はこのナベノイズムさんでいただいた心に残るランチについてブログで紹介したいと思います。

 

レストラン ナベノイズム Nabeno-Ism

レストラン ナベノイズム Nabeno-Ism 公式HP

浅草・駒形の「ナベノイズム」は、フレンチ界の名匠ジョエル・ロブションでエグゼクティブシェフを務めた渡辺雄一郎氏が2016年に開いたレストラン。店名の「イズム」は、自身の料理哲学を示し、フランス料理の伝統に日本の繊細な感性を融合させた独自のスタイルを表している。

渡邉家の家紋をあしらった焼き物

渡辺氏は辻調グループ・フランス校を経て渡仏し、サントロペの名店で経験を重ねたのち、「タイユヴァン・ロブション」で副料理長として活躍。2004年からはジョエル・ロブションのエグゼクティブシェフとして三つ星を支えた。隅田川沿いの店内からはスカイツリーを望み、四季の食材を生かした料理が美しい景色とともに楽しめる。

開業翌年の2017年版から2023年版までミシュラン二つ星を維持し、現在(2025年版)は一つ星として掲載。浅草を代表する現代フレンチの名店として高い評価を得ている。

 

場所・アクセス

雷門から南へ500m程度、徒歩10分弱の隅田川沿いにあります。

レストランは三階建てで、1階がキッチン、2,3階がレストランとなっています。

 

料理の紹介

メニュー

今回は

Menu『Nabeno-Ism』33000円
シャンパン(CHARLES HEIDSIECK BRUT RESERVE)
白ワイン(2022 Meursault, Le Tesson, Jean-Philippe Fichet, Burgundy)
赤ワイン(Dom. Robert Chevillon Nuits Saint Georges 1er Cru Les Bousselots)

をいただきました。

 

料理

CHAMPAGNE CHARLES HEIDSIECK BRUT RESERVE (シャンパーニュ シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ)

1851年創業の老舗メゾン、シャルル・エドシックが手がける「ブリュット・レゼルヴ」は、深みと熟成感が魅力のシャンパーニュです。ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエをほぼ均等にブレンドし、40%以上のリザーブワインを使用。地下セラーで長期熟成され、ブリオッシュや焼きリンゴ、ナッツの香りが広がります。きめ細かな泡立ちとバランスのよい味わいで、食前酒としても料理と合わせても楽しめる一本です。

 

・アミューズ
左から近隣老舗とのコラボスナック、中雲丹と焦がしアボカド、 オクラ、カレー風味の卵黄とパルメザンチーズのフォンダンを詰めて、右ラム酒とマジョラム香る甘菜とアンチョビのピンチョス

 

近隣老舗とのコラボスナック Camini tartelette de Tanekame Monaka >
一口で感じる casse-crofite 『カスクートジャンポンフロマージュのイメージで
モナカのサクサク感、フロマージュが口に広がります。

 

Nabeno Gougères été 2025> 雲丹と焦がしアボカド、 オクラ、カレー風味の卵黄とパルメザンチーズのフォンダンを詰めて
カレー風味とオクラのネットリ感が面白い。

 

< Pinchos de châtaigne Sucré et sale>ラム酒とマジョラム香る甘菜とアンチョビのピンチョス
シナモン風味のプール・サレを纏い、エスプレッソコーヒー豆を挽きかけて

栗の心地よい食感とアンチョビの香りがとてもいい。

 

・La Soupe de saison 新潟県産 『天果糖逸】 梨とセロリ、アボカドのガスパチョ
フレッシュライムとオー・ド・ヴィ・ポワールをミント香るエキュームを浮かべ、 -20°Cの梨とブラックタピオカをひそませて
ミントのさわやかさが進むにつれて甘みを感じ、タピオカの食感も面白い。

 

・La Farine de sarrasin
両国江戸蕎麦ほそ川の蕎麦粉をソースエミュルッショネの技法で仕上げたそばがき

奥井海生堂蔵囲い 2年物極上利尻昆布のジュレとのアンサンブル、キャビアオシェトラ、甘えびのマリネ、ウォッカクリーム、 おろしたて天城山葵をあしらって

スペシャリテのそばがき、ねっとりした蕎麦がきがオシェトラキャビア、甘エビの甘みを包み込む。

 

 

・バゲット、カンパーニュ
ガリっとした食感、小麦の香りがとても良い。

 

・Le Pigeon et Magret de Canard
フランスランド産ピジョンとマグレ・ド・カナールのショー・フロア

ソシソン仕立てとハツとレバーのシリアル入りサラダ・リでエスコート
季節の様々な茸のメドレーとブール・ド・セップ、 柿のマリネと共に柘榴エッセンスとパンデピスのオイル

 

・Homard Breton cuite à la vapeur avec beurre français
ブルターニュ産オマール海老をたっぷりのフランス発酵バターで温め、カリフラワーのデクリネゾンでエスコート

なめらかなピュレを詰めた『浅草開化楼』 ラヴィオリ、 全粒粉ベニエ、スムール仕立て、カレー風味のクリュ
コライユ入り甲殻類のジュに香り立つオマールオイルをあしらって

 

・2022 Meursault, Le Tesson, Jean-Philippe Fichet, Burgundy
2022 ムルソー、テソン、ジャン・フィリップ・フィシェ

ムルソー村北部の良区画「ル・テソン」から生まれる、ジャン=フィリップ・フィシェの村名ムルソー。樹齢50年を超える古木も含む畑で、丁寧な畑仕事と繊細な醸造によって仕上げられます。2022年は白桃やレモンピールの香りにミネラルが重なり、滑らかで奥行きある味わい。新樽約25%で12か月熟成し、1級畑にも匹敵する精度の高い一本です。今後10年ほどの熟成でさらに深みを増すポテンシャルを備えています。

半生素晴らしい

 

・La Daurade Véronique
青森県産 天然真鯛をしっとりと加熱し、山梨県産シャインマスカットとシャンピニオンデュクセルをのせ“ヴェロニック仕立てに純米酒入りソース・ヴァンブラン・レジェール

蕎麦粉のパン 滑らかな食感、ソースと後味の融合

蕎麦粉のパンの滑らかな食感、ソースと後味の融合がすごくいい。

 

・Le Filet de Bauf
北海道宗谷黒牛フィレ肉のポワレオニオンのコンポートとナスのAMGHバーナー炙り、大心堂雷おこし古代のクランブルと松の実のローストをあしらい焼き茄子のムースリーヌと『江戸前ハーブ』の種亀最中タルトレット・ア・ラ・サラドと共に
ソース・エッソンス・オリーブノワール ピストゥーを添えて

 

・Dom. Robert Chevillon Nuits Saint Georges 1er Cru Les Bousselots
ロベール・シュヴィヨンの「ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ヴォークラン」は、村の北端に位置する銘畑「レ・ヴォークラン」から生まれる力強い赤ワインです。熟した黒系果実の香りにスパイスや土のニュアンスが重なり、タンニンは緻密で長い余韻を残します。熟成により複雑さと深みが増し、ニュイ・サン・ジョルジュの個性を見事に体現した一本です。

 

 

・1er Dessert Symphonie de Nagano Purple et gâteau de kudzu >
山梨県産ナガクパープル『-20°C & +5°C』のシンフォニー

−5℃と−20℃で酸味の感じ方が違う。これは面白い

 

・Zeme Dessert ガラス細工のような爽やかなマスカルポーネのソルベと
スパイス香るパンデビスのエスプーマ

香ばしくキャラメリゼした紅玉を忍ばせ進化させた「タルトタタン」

 

・Byfeet Mignardises
日本バッハコーヒー、形をイメージした小菓子
胡麻のマカロン、カヌレ、チョコレート、クッキー

 

感想・お店情報

感想

Menu『Nabeno-Ism』33000円にシャンパン、白ワイン、赤ワイン(ワインはだいたい3500円から4500円)をいただいて45000円ぐらい。
ジョエルロブションの伝統的なフレンチに和、さらに江戸が組み合わせられたフレンチはここでしかいただけない素晴らしいものでした。

個人的にはオマール、ランド産ピジョンがとてもお気に入りでした。
オマールは半生で程よい温かみでオマールの旨みを最大限に楽しめ、そこにロブションらしいカリフラーとのコラボ、浅草開化楼のラビオリといろんな組み合わせと楽しめるのがよく、ピジョンはセップ茸のクリームとマリネされた茸、パテの旨みといろんな組み合わせが楽しい一皿でした。
ワインも上質でオマールに合わせる白ワインも、牛肉に合わせる赤ワインも値段に見合う素晴らしさ、むしろとてもお得な値段設定にも思えます。
2026年末には閉店が決まっており、たべるなら今しかないナベノイズム。
一人で訪れることも可能ですし、必ず閉店までにまた訪れてたいと思う名店でした。

浅草にあるフレンチの名店Nabeno-Ism、素晴らしいランチをありがとうございました。

お店情報

店名 レストラン ナベノイズム Nabeno-Ism 
公式HP レストラン ナベノイズム Nabeno-Ism 公式HP
TEL 03-5246-4056
住所 東京都台東区駒形2-1-17
定休日 月(詳細はHP)
営業時間 LUNCH ; 12:00~12:30(L.O.) 15:00 CLOSE
DINNER ; 18:00~18:30(L.O.) 22:00 CLOSE
カード カード可

 

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