銀座にある中華のレジェンド、「脇屋友詞」さんのお店に行ってきました。脇屋さんを8席の半円形カウンターで囲みながら、その季節の旬の食材を、脇屋さんご自身が調理し仕上げる、まさに夢のような空間です。
前回訪れたのは1年半前の冬で、一品一品のクオリティの高さに驚かされたことをよく覚えています。前回は友厨房おまかせコースをいただきましたが、今回はさらに食材が厳選された「伝統と創作特別コース」をいただきました。
「Ginza 脇屋」で体験した、今回も変わらず素晴らしい食体験を、ブログで紹介したいと思います。

Ginza 脇屋
Ginza脇屋さんに関しては、公式ホームページ、インスタ、前回訪問ブログをご覧ください。特にインスタは、旬の食材が紹介されているので一読して訪れるのがいいと思います。
〇お店の情報がわかる公式HP
Ginza脇屋公式HP
〇その時々の旬な状況がしれるInstagram
Ginza脇屋公式インスタ
〇前回の訪問

食事代(一人当たり)
5万円から7万円程度
(5万円→ 友厨房おまかせコース¥35,000と飲み物)
場所・アクセス
東銀座駅から100m以内、銀座三越のライオン像からも350m程度と銀座のど真ん中にお店はあります。
看板がでていなので、下のオレンジのビルを目指して行ってください。
時間になるとスタッフの方が立ってくれているので間違うことはないと思います。

混雑状況・待ち時間
完全予約制です。
オンライン、もしくは電話からの予約が必要です。
公式HPの予約から予約が便利です。
Ginza脇屋公式HP
料理の紹介
メニュー
伝統と創作特別コース¥55,000
今回は、伝統と創作特別コースをお願いしました。
値段には差がありますが、アップグレードしたら価格以上の価値と満足感が得られると思います。
初めての訪問ではおまかせコース、さらなる貴重な食体験を得たい場合は伝統と創作のコースがいいのではないでしょうか。
料理
酔っ払い蟹
渡り蟹、北海道江別産のモクズガニを一週間漬け込んだ一品です。


旨みが非常に強く、手で持ち、身を吸いながらいただくスタイルです。


濃厚な蟹の味わいに、クラゲと生姜が加わることで後味がすっきりと整います。
鹿島のハマグリ そうめん
そうめんを鹿島のハマグリと透明なトマトのスープで仕立てた一皿です。

三輪そうめんをトマトのスープでいただき、ハマグリの旨みとトマトの自然な甘みが穏やかに広がります。

器には江戸切子が使われ、涼やかさと美しさを感じながらいただきます。

薬膳スープ
干しナツメ、モリーユ、干し貝柱、百合根、雪燕、鹿のアキレス腱、昆布を使った薬膳スープです。

汽鍋(チーコ)を使い、蒸気でゆっくりと仕上げていきます。

食材それぞれの滋味が溶け込み、体に染み入る一杯です。想像する以上に、翌日は体の調子が良く、しっかりとした活力を感じます。


ホワイトアスパラガス
フランス産のホワイトアスパラガス、この時期しかいただけない一品です。

焼いたホワイトアスパラガスにスッポンと湯葉に、卵黄のソースを合わせた一皿です。

山菜は北海道産の天然ハマボウフウ(浜防風)で、佐賀牛も添えられています。

シャリっとした食感、あふれるホワイトアスパラガスの旨味が素晴らしい。

卵黄の旨みが全体を包み込み、ソースの美味しさが際立ちます。

スッポン、湯葉、卵黄、それぞれのソースが非常に美味しく、蒸しパンでソースすべていただきました。

静岡県藤枝市の白子たけのこ
釜で焼き上げた筍は、立ち上る香りが非常に豊かです。

豚料理にも負けない力強い竹の子の旨みがあり、素材の存在感をしっかりと感じます。

今しかいただけない花山椒は実をつけない雄花で、爽やかな香りが全体を引き締めます。

北京ダック
釜で焼き上げた北京ダックです。

マーファー(麻花/カリントウ)も巻き込んで一緒にいただきます。


パリッとした北京ダックの皮に、マーファー(麻花/カリントウ)の食感が重なり、旨みと食感が楽しめます。それらをまとめる甜面醤が素晴らしく、今までに食べた事のない北京ダックを味わえます。

吉切鮫(ヨシキリザメ)のフカヒレと乾燥ナマコ
一本一本の繊維が金糸のように長く伸び滑らかさと食感を兼ね備えた吉切鮫(ヨシキリザメ)のフカヒレに北海道の高級食材である檜山海参(ひやまなまこ)です。

左のフカヒレは、密集しながらスープをよく吸った極上の一皿です。


単品で食べてももちろん美味しく、
少量のご飯と合わせることで、さらに味わいが広がります。

本当に美味しいですね。

アサリのそば
たっぷりのアサリを使ったそばに、アスパラソバージュをのせた一杯です。


あっさりとした味わいで、コースの終盤に向けて気持ちが落ち着きます。

ご飯
炊き立ての「ななつ星」のご飯。

鮭といくらのXO醤、しらすと麻婆たらこと一緒にいただきます。





ご飯そのものがとても美味しく、どの総菜も相性が良いため、自然と箸が進みます。油断すると無限にご飯をおかわりしてしまいます。



弓削瓢柑 と杏仁
瀬戸内海の弓削島で、昭和初期に台湾から入ってきた柑橘です。
レモンを絞り、穏やかな柑橘の香りと杏仁の旨みを楽しみます。


穏やかな酸味に杏仁の甘みが心地よい、最後を締めるにふさわしい甘味でした。

余ったご飯をお弁当にしていただきました。
翌朝にいただいても、ご飯の美味しさ、総菜の美味しさが際立ち、最後まで印象に残ります。

感想・お店情報
感想
伝統と創作特別コースをいただき、言葉に表せないほど素晴らしい食体験でした。
ここでいただけるのは「最高」の食材です。
それぞれの食材は、その時々の旬を大切にしたもので、短いものでは一週間ほどしか出合えないものや、この瞬間でなければ味わえないものばかり。まさに、その時に最も「最高」に美味しい状態の食材が供されます。
その「最高」の食材を、脇屋シェフの「最高」の技と「最高」の組み合わせで、「最高」の料理へと昇華させる。それが「Ginza 脇屋」でいただける料理だと思います。
料理に込められた高度な技術や難しさを意識させることなく、ただ素直に美味しいと感じられること。そして食後には不思議と活力がみなぎる。「人が良くなる」と書いて「食」という言葉の本質を、心から感じられるお店だと思います。
カウンター越しに見る脇屋シェフの動きには一切の無駄がなく、調理中の真剣な眼差しと、食事が終わった後に見せる柔らかな笑顔。そのギャップから、料理と真摯に向き合う“本物の料理人”の凄みを感じました。
また、シェフだけでなくサービスも一流で、嫌味のない、さりげない心配りが、この店の素晴らしさをさらに引き立てています。
初回は「冬」、二回目は「春」。次は「夏」か「秋」に、また必ず再訪したいと思える、記憶に残る食体験でした。
素晴らしい料理と温かな心遣いを、ありがとうございました。
お店情報
| 店名 | Ginza 脇屋 |
| 公式HP | Ginza脇屋公式HP |
| TEL | 050-3662-1535 |
| 住所 | 東京都中央区銀座5-10-5 スリーY’S&D 2F |
| 定休日 | 土曜日、日曜日 |
| 営業時間 | 一斉スタート(日によって異なる) |
| カード | 可 |
