丸子にある丁子屋でとろろ汁をいただきました。丁子屋のとろろ汁というと東海道20番目宿場 鞠子宿(丸子宿)の名物で「鞠子といえばとろろ汁」と言われるほど有名なものです。今回はそのとろろ汁で有名な丁子屋さんの場所・アクセス、駐車場、混雑状況、メニュー、料理をブログで紹介したいと思います。
とろろ汁の丁子屋(ちょうじや)
元祖丁子屋 公式HP
慶長元年(1596年)お茶屋とし、その後400年あまり丸子宿でとろろ汁を提供する老舗です。丸子宿といえばとろろ汁、とろろ汁と言えば丁子屋と言われるほどの有名店で、広重の東海道五十三次、芭蕉の俳句、十返舎一九の東海道中膝栗毛などにも紹介される静岡最古のとろろ汁店です。
お店は江戸時代を彷彿される藁葺きの建物で、目の前は東海道、その場所にいるだけで歴史を感じることができると思います。
江戸時代は丸子(まりこ)宿は鞠子(まりこ)宿という漢字でした。
場所・アクセス
静岡駅から西に6.1キロ、静岡駅から行くとなるとかなり遠いですし、バスでしかいけないですがなかなか難しい。車で行くのがいいと思います。
駐車場
普通車80台、大型車6台の巨大な駐車場があります。また第二駐車場もあり駐車場に困ることはないと思います。
ただ、人気店だけあり日曜日の12時40分ぐらいに行くとほぼ駐車場は満車でした(第二は空いてました)。
本当に人気・有名店ですね。
混雑状況
日曜日の昼12時50分ぐらいで、駐車場はほぼ満席。タブレットで受付をするのですが待ち客1組とほぼ並ばずに入店できました。
店はかなり大きく回転もいいのでGWや盆の時期を除けば、そんなに待つこともないと思います。
店内
重要文化財登録されている店内はとても大きくまるで旅館でご飯をいただくような感覚です。
今回は奥のテーブル席に通してもらいました。
落ち着いた感じの雰囲気のいい店内です。
メニュー
一番シンプルなのが「丸子」1630円
とろろ汁・麦めし・味噌汁・香物・薬味がセットになったセット。
一番贅沢なのが「満腹」5060円
小とろろ・麦めし・味噌汁、香物・薬味・お刺身、揚げとろ(海苔2ヶ)・小鉢・自然薯すったまんま・梅とろ・切りとろ・珍味二種(むかごの和え物他)・甘味・フルーツ
今回は
「本陣」2310円を注文
「丸子」におかべ揚げ・珍味二種(むかごの和え物他)・甘味
をいただきました。
個人的には、とろろご飯は少し味が単調で最後に飽きが来るので「本陣」+黒ハンペンフライ+自家製いかの塩辛を注文するのがいいかなと思います。
料理の紹介
本陣 2310円
とろろ汁・麦めし・味噌汁・香物・薬味・おかべ揚げ・珍味二種(むかごの和え物他)・甘味
のセットです。
お櫃の中には麦飯のご飯が茶碗5杯分ぶらいたっぷり入っています。それでいて、ご飯のお代わりが出来ます。すごいボリューム。
とろろは白味噌仕立てで味がついています。
小鉢はムカゴの梅肉和えとシラスの釘煮。これはとろろご飯のアクセントとなりとても有難い存在。
茶碗によそったご飯にたっぷりのとろろ汁をかけていただきます。
とろろのつるっとした食感とほのかに感じる白い味噌の味、するするっと入ります。
個人的には旨味成分のあるトッピングが欲しく感じるので、次回は塩辛か黒ハンペンを一緒にいただこうと思います。
岡部揚げとは豆腐に自然薯を混ぜて揚げたもの、ふわっとした食感と甘味が特徴です。
甘味は水饅頭、お茶処静岡だけあって、お茶がとても美味しい!
江戸の情緒感じるとろろご飯 ありがとうございました。
感想・まとめ
感想
本陣をいただいて2310円。
江戸時代から続く静岡最古のとろろ汁店
とろろ汁の美味しさ以上に、江戸から愛され続けた味に感動。
とろろご飯は比較的シンプルな味わいなので、刺身等とのセットで食べるといいと思います。
個人的には旨味成分を付け足したい感じなのでイカの塩辛を一緒に食べたいなと思いました。
創業400年以上の老舗でいただく、えどじょうちょう溢れる丸子宿名物とろろ汁。
近くに行く機会があれば是非とも行ってみてください。
お店情報
店名 | 東海道丸子宿とろろ汁 元祖 丁子屋(ちょうじや) |
公式HP | https://chojiya.info/ |
TEL | 054-258-1066 |
住所 | 静岡県静岡市駿河区丸子7丁目-10-10 |
定休日 | 木曜日(詳細はHP) |
営業時間 | 平日 11:00〜14:00 土日祝 11:00〜15:00(L.O) 16:30〜19:00(L.O) |
カード | 可 |