あけましておめでとうございます。2023年の初ブログは大阪に行った時にいただいた北浜鮨やまのさんです。やまのさんは2020年にオープンした創意工夫の鮨と一品料理が食べられるお寿司屋さんです。今回はこのやまのさんの、場所・アクセス、混雑状況、メニュー、目安価格、料理の紹介をブログで紹介したいと思います。
北浜鮨やまの
2020年11月にオープンしたお店。キャビア鮨やてっちり風の茶わん蒸し等、創意工夫されたお寿司が楽しめる人気店です。といっても鮨は本格的でシャリは赤酢と米酢のブレンドし基本は酸味は強くないのですが、さらにネタにより酸味も変ています。また、温度もネタにより最適な温度で提供してネタの良さを最大に引き出しています。
北浜鮨やまの公式インスタ
場所・アクセス
北浜駅から200m、徒歩数分の立地にお店はあります。
近くには、高麗橋や日本経済新聞大阪支社があり、北浜という土地柄か騒がしくもなく静かな場所です。
店内・混雑状況
7mの一枚板で構成されているL字型のカウンターになっていて、18名の座席があります。
一人でも予約できるのがありがたいですね。
今回は昼の会で満席、人気店ですね。
メニュー・目安価格
コースはお任せコースのみで12時と18時、19時の一斉スタートとなっています。
おまかせコース(昼)12800円
おまかせコース(夜)16500円
で今回は12時一斉スタートのお昼おまかせコースをいただきました。
目安価格(昼)
お酒がだいた1000円から1500円ぐらいなので、ランチコースだとコースにお酒を2,3杯飲んで15000円から17000円ぐらいだと思います。
とてもお値打ちな価格だとおみます。
料理の紹介
1.えび芋 子持ち昆布
シャリシャリとした食感の子持ち昆布とねっとりとした海老芋をかつおだしでいただきます。なんとも関西らしい一皿。
2.白子ポン酢
ゆでた白子をポン酢でいただきます。「結局はこれが一番美味しい」その結論に至り、白子はポン酢で出しているそうです。
トロっとしでる白子のうまみが程よい酸味のポン酢、やはり美味しい一皿です。
3.車海老とキャビア
やまのさんの名物であるキャビア鮨。
半生にボイルした車海老にたっぷりとキャビアを乗せ、さらにスダチの爽やかな香りをアクセントとしていただきます。
キャビアからの程よい塩味(えんみ)と海老の甘味が素晴らしいい融合しとても美味しい。
4.あおりいか
熟成させたアオリイカ。熟成されてねっとりとした食感とうまみはとてもすごい。
5.茶わん蒸し(フグのてっちり風)
フグのてっちりをイメージした茶わん蒸し。
玉子のうまみ、フグのうまみ、ほんのり感じるポン酢風の塩味が素晴らしい。
本当にてっちりをイメージしたような茶わん蒸しでした。
6.シマアジ(鹿児島)
肉厚なシマアジ。ネタにより酢の加減を変えたシャリを使用し、シマアジのうまみを存分に引き出しています。
7.本鮪 大トロ(大間)
今回の大トロは青森大間産の本鮪。
シャリはやや暖かく、鮪の脂が口の中でダイレクトに感じられるように温度も調整されています。
うまみが素晴らしいのは説明不要ですね。
7.煮アワビ 肝ソース
アワビを握りで食べると食感がネタと合わない。そこで柔らかくアワビを煮てシャリとの一体感をだした一皿。
アワビの触感とうまみ、肝ソースのうまみ、シャリとの一体感が素晴らしい一皿。
黒龍(一合)
ここでお酒を黒龍に。
ややすっきり目の黒龍は寿司ネタのうまみをしっかりと引き出します。
やっぱり鮨には日本酒ですね。
8.鮪の赤身漬け
北海道でとれた本鮪の赤身を漬けにした一皿。
上にはワサビではなく福井の名物である地がらしがのっていて、遊び心もあります。からしの香りが赤身のうまみと融合しとても美味しい赤身の漬けでした。
9.真鯛
こちらも熟成させうまみを引き出した真鯛。関西ではプリプリの触感の白身魚が好まれますが個人的にはやはりうまみを引き出した熟成した白身魚がいいと思います。
10.うなぎバーガー
愛知県産うなぎをさばいて蒸して焼いた一皿。地焼きの様な香ばしさやパリパリ感とは違い、蒸されている分柔らかく、海苔との触感おとてもいいです。それでいて、関西らしい焼きのうまみも感じれるとても美味しいウナギのお寿司でした。
11.クレソンの海苔巻き
ここで口直しのクレソンの海苔巻き。
シャリシャリとした食感とクレソンのあっさりとしたうまみが、今までこってりとしたネタをリセットさせるのにとてもいいですね。
12.太刀魚とゆりね
太刀魚とゆり根。肉厚の太刀魚はカリふわっとした食感でシャリの触感とベストマッチングです。
太刀魚のうまみ、上質なワサビの風味、ゆり根とシャリの触感が素晴らしい一皿。美味しいですね。
14.いくらの醤油漬け(北海道)
ほどよい柔らかい皮のいくら。ほどよい醤油づけはとても美味しい。
一口食べるといいいくらだなと分かる、とて美味しいいくらでした。
15.煮アナゴともち米
ふわふわとした煮アナゴをもち米でいただく一皿です。
「煮アナゴにはもち米がベストマッチだと思うですよね」とおっしゃっていましたが、本当にその通りで、ふわふわした食感ともちもちしたもち米の食感がとても美味しい煮アナゴです。
16.ネギトロと大トロのいぶりかっこ巻
鮨の最後はネギトロの太巻き。大量のトロのたたきにトロの塊を乗せて触感も楽しむことができます。
上には卵黄ソースがたっぷりと塗られており、トロのうまさを引き出します。
17.赤だし
最後は赤だしとクリームブリュレ。
18.サツマイモのクリームブリュレとイチゴ
クリームブリュレはサツマイモ。
今回の素晴らしいコースの最後を締めくくります。
感想・まとめ
ランチのコース12800円に、ビール2杯、黒龍1合いただいて16600円ぐらい。
とてもお値打ちなコースだと思います。
テンポよく出てくる店主山野さんの一捻りした料理はワクワク感ありとても面白いです。
シャリも触感よく、ネタにより酢の強さ温度をコントロールしていて、ネタとの一体感が素晴らしいです。
この日は年末最終日のランチでしたが、お店は満席ですが、それが納得できるランチコースでした。
北浜にある赤酢鮨の北浜鮨やまの とてもおすすめです。
北浜鮨やまの
北浜鮨やまの公式インスタ
TEL:06-6210-5960
住所:大阪府大阪市中央区高麗橋1-3-2
営業時間
①12:00から ランチ
②18:00から ディナー
③19:00から ディナー
定休日:日・祝
カード可